波のサイズの呼び方って、独特ですよね!
コシとかカタとか…
カタ?
うんっ、麺の硬さのこと?(笑)
注:とんこつ王国博多では、ラーメンの麺の硬さを、「カタ」や「バリカタ」と言って注文します…
博多を訪れた際は、いつもはそんな言い方していなくても、涼しい顔をしてサラッと「カタ」と通っぽく言うのミソです。
脱線しました。
また、ラーメンついでに福岡でサーフィンをするなら外せないのが糸島です。
玄界灘に面したサーフポイントが点在し、カフェなどおしゃれなスポットもたくさんあるため、私も大好きな場所です。
また機会があれば、ブログで紹介しますね!
波のサイズについては、日本独特の呼び方があるので、サーフィン初心者の方は、何それってならないように、しっかり覚えておきましょう。
波のサイズの呼び方
日本では波のサイズを体の部分名称で呼びます。
「フラット」「スネ」「ヒザ」「モモ」「コシ」「ハラ」「ムネ」「カタ」「アタマ」「アタマ半」「ダブル」「トリプル」と呼びます。
表側(岸側)から波を見て、コシ(腰)なら腰までの高さ、アタマ(頭)なら人間1人分の高さという具合です。
ただ、みんな身長が違うので、同じコシでも高さは人それぞれですよね。
なので、あまりここは厳密に考えなくていいです。
一般的には、日本人の平均身長の170cmを目安に言われることが多いようです。
また、海外では波のサイズをフィート(ft)で呼びます。
1フィート=約30cmなので覚えておきましょう。
特に、ハワイではハワイアンスケールといって、波の高さを波の裏側(海側)から表現するので、ハワイに行ってサーフィンするのであれば、2倍の大きさで考えないといけません。
ハワイで3フィートと言われれば、アタマサイズくらいのイメージでしょうか。
サーフィン初心者の方は、海外でサーフィンする際は、必ず現地のサーファーから手ほどきを受けてから入るようにしましょう。
フラット
いわゆるベタなぎですね。
フラット=NO SURF
ですが、
少しでも早く上達したい頑張り屋さんなあなたは、フラットでも海に入り、パドリングの練習に勤しむべきです!
波がないのにサーフィンの練習するなんて恥ずかしい…と思ってる内は、まだまだですよ(笑)
スネ、ヒザ
スネ、ヒザも波が小さすぎて、サーフィンするには少し厳しいです。
ロングボードなどの浮力があるボードで、なんとかできる程度でしょうか。
ちなみに波のサイズの呼び方ですが、ヒザといっても常にヒザの高さの波が一定してくる訳ではないので、スネヒザやモモコシなどと二つを合わせていうことも多いです。
これは私の失敗談ですが、スネヒザサイズの夏の海で、練習していたときの話です。
サイズが小さく、波が岸よりのインサイドでしか割れていませんでした。
インサイドということは、当然水深が浅いですよね。
ヒザサイズの波で何故かパーリングしてしまい(笑)、サーフボードのノーズが水深の浅い海底に突き刺さってしまったのです。
なんと、アルメリックのファンボードが真っ二つに折れてしまいました(泣)
しかし、前向きに考えました(流石サーファー!)
自分の身代わりにサーフボードがなってくれたのだと…
足の着く浅い場所で練習するときは、こんなことにならないように、気を付けて下さいね!
モモ、コシ
一般的にはこれくらいのサイズまでが小波と言われています。
ただ、それは上級者目線であって、初心者の方は決して侮らないようにして下さいね。
テイクオフの練習に最適ですので、モモ~コシサイズでオフショアなら仕事を休んでも行くっきゃないレベルです(笑)
「小波を制するものは大波を制する」
実は、小波はパワーがないためテイクオフが難しいのです。
しっかりと波のピークを選んでタイミングを合わせる技術が必要なんですね。
つまり、小波で着実にテイクオフができるようになっていれば、それは実力がついた証拠だと考えていいでしょう。
小波はテイクオフの技術を学ぶのに最適なんですよ〜
ハラ、ムネ
沖に出るのがだんだんと厳しくなってくるサイズです。
また、テイクオフのときの波の斜面もかなりついてくるので、少し恐怖感が出てくると思います。
波のパワーも格段に上がってきますので、初心者の内は、陸から上級者のライディングを見て勉強するのがいいでしょう。
カタ、アタマ
ここまでくると、波のサイズ・パワーとも十分です。
波のパワーがかなりあるので、サーフボードを陸で歩けるのと同じようにコントロールできないと、波のパワーに負けてしまい乗りこなすことはできません。
アタマ半、ダブル、トリプル
アタマが人間1人分の高さなので、アタマ半は1.5人分の高さ、ダブルは2人分、トリプルは3人分の高さになります。
日本では、なかなかお目にかかれないサイズですね。
サーフィン初心者におすすめのサイズとは?
ずばり、ヒザ・モモ・コシくらいが一番おすすめです。
これくらいの波の大きさで、更にオフショアで面ツル(波の表面がツルツルとキレイに整っている状況)なら、正にそれはあなたにとってファンウェーブです!
ハラくらいになってくると、パドリングして沖に出ること自体が難しくなってきます。
ドルフィンスルーができるようになってからの方が無難です。
ハラといっても、立ったまま見る波の高さと、サーフボードに腹ばいになってみる波の高さは全然違います。
また、波のサイズが大きくなっていくにつれ、沖に戻る流れ(カレント)が発生するので、海で流されてしまう危険性もあり、実力以上の波のサイズでは練習は厳禁です。
まとめ
岸から見る波の高さではありませんので…
体の部位で表現する
・サーフィン初心者に最適な波のサイズは
ヒザ〜コシ
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