アップルウォッチは、
まだ初心者だから関係ない、とか
サーフィンがある程度上達してから考えよう、とか
思っていませんか?
違うんです。
サーフィン初心者こそ、アップルウォッチをつけるべきです。
私はサーフィン歴8年にして、アップルウォッチを手に入れましたが、もしサーフィン初心者の方で海で装着する腕時計を迷っているのであれば、迷わずアップルウォッチをおすすめします。
私が使用しているのは、Apple Watch SEのGPS+セルラーモデルです。
サーフィン初心者が買うべきは、GPSモデルではなくGPS+セルラーモデルになるので、そのあたりも実体験を交えて解説していきます。
それではどうぞ!
アップルウォッチがサーフィンで最強な理由とは?
まず防水ロックを理解する
アップルウォッチの良さについて、まず防水ロックのことをしっかり理解しておきましょう。
アップルウォッチは、タッチパネルを操作することによって、電話をかけたり、LINEを受信したり、とにかく便利です。
しかしサーファーが腕につけて海に入ると、アップルウォッチが水の干渉を受けて誤作動を起こしてしまう可能性があります。
これを防ぐために防水ロックを有効にすることで、画面をロックすることができます。
これが防水ロックです。
防水ロックはあくまで画面をロックする機能です。
よって、防水ロックを押し忘れて海に入ったからアップルウォッチが壊れた、なんてことはないのでご心配は不要です。
50mの耐水性能あり
アップルウォッチ2以降は水深50mの耐水性能があると、Apple社の公式HPに記載されています。
私も購入してサーフィンに毎週末使用し、1年以上経過していますが、今のところ不具合はありません。
緊急連絡が海の上からでき、海難事故から身を守る
海の事故は「118」に連絡。
サーフィン初心者が特に気を付けないといけないのは、離岸流で沖に流されることです。
サーファーはこの番号「118」をしっかり覚えておいて下さい。
海上保安庁につながります。
ちなみにアメリカの緊急用の電話番号は「911」です。
しかし、防水ロックを有効にしているとタッチパネルがロックされているため、もし自分が沖に流された場合に、「118」をタップして電話をかけることができません。
ではどうするか?
アップルウォッチの側面のデジタルクラウンの下にあるボタンを長押しします。
すると、緊急通報電話サービスに繋がり助けを求めることができます。
防水ロックが有効になっているときと、なっていないときで表示が異なるため、誤って電話しないように注意しながら、もしもに備えて事前確認しておくと安心ですね。
自分の技量に合ったサイズの波でサーフィンするのが大原則ですが、最悪の事態を避けるためのお守りにアップルウォッチはなります。
これが、サーフィン初心者にアップルウォッチを一番オススメしたい最大の理由です。
この恩恵を受けるために、割安なGPSモデルではなく、海の上からでも電話がかけれるGPS+セルラーモデルにして下さい。
ここは迷ってはダメです。
緊急でなくても、家族や仲間からの通話を受けることができる
例えば、陸で待っている家族や仲間から、「そろそろ上がっておいで」の連絡も可能です。
仕事でどうしても電話がかかったきた際に対応しないといけない日は、アップルウォッチさえあれば、その電話を海の上で待つことができます。
もちろん、海の上でも話せないことはないですが、マナーも含め流石に大事な話は陸に上がってから掛け直しましょう。
一点、注意が必要です。
アップルウォッチには防水ロックという機能があります。
これは水滴によるタッチパネルの誤操作を防ぐために、アップルウォッチ2以降にはタッチパネル上に防水ロックのボタンがあり、タップすることで有効にできます。
防水ロックを有効にすることで、タッチパネルを触っても画面は動きません。
よって、その場合電話がかかってきてもとることができません。
誤操作というリスクはありますが、海の上でかかってくる電話に応答したいなら、防水ロックは有効にしてはダメです。
自分のサーフィンの記録ができる
Dawn Patrolのアプリをiphoneにダウンロードするだけで、次のことがわかります。

・どれくらいの距離を乗れたか
・どれくらいのスピードで波に乗っていたか
・どんな経路で波を乗り継いだか
デザインが良く、仕事にも使える
私はサーフィン目的で購入しましたが、デザインがシンプルでとにかくオシャレ。
プライベートや仕事でもSEを使っており十分満足しています。
アップルウォッチであれば、機械式の高級時計と並べても、シンプルかつ便利な機能性で別次元の時計として考えることができ見劣りしません。
おすすめのアップルウォッチ
こちらが私が現在使っているアップルウォッチSE(第1世代) 40mmのGPS+セルラーモデルです。
以前メインで使っていたNIXONのBASE TIDE PROを大きさ比較のため、一緒に写真にとっています。
アップルウォッチの現在のモデルは、以下の3つです。
・Apple Watch SE(GPSモデル/GPS+セルラーモデル)
・Apple Watch Series 9(GPSモデル/GPS+セルラーモデル)
・Apple Watch Ultra 2(GPS+セルラーモデル)
Apple Watch Ultra 2は、私のおすすめするGPS+セルラーモデル一択なのがいいです!
サーフィンという過酷な条件にも耐えうる屈強なボディーと100mの耐水性能、安心しかありません。
また、個人的にアップルウォッチのデメリットだと思う充電の持ちが、最長36時間(低電力モードで72時間)と長持ちするのがいいですね。
ちなみにSEは最長18時間で、Series9は最長18時間(低電力モード36時間)です。
おすすめのベルト
ベルトは付属のモノだと波に巻かれた際にベルトが外れ、せっかく買ったアップルウォッチが海の藻屑となる可能性があるためおすすめできません。
また、紛失リスクに加え、本体ケースをサーフボード等の衝撃から守るためにもハードなケース付きのベルトがベストチョイスです。
私が実際に使っているのは、スマホケースで有名なSPIGENのモノです。
見た目もG-SHOCKのような感じで軽く、着脱もストレスなく簡単なので、気に入っています。
デメリット
毎月の料金がかかる
docomo | 550円(税込) |
au | 385円(税込) |
softbank | 385円(税込) |
上記は、2023年10月20日現在の情報で、主回線のオプションサービスとなっています。
また、現在ソフトバンクでは、4年間基本料の385円/月(税込)が無料になるキャンペーンを実施中のようなので、気になる方は公式HPをチェックしてみて下さい。
充電がなくなるのが早い
アップルの公式HPによると、18時間持続するバッテリーとの記載があります。
節電設定によっては、18時間以上バッテリーが持つとの報告もあるようですが、要は毎日充電が必要ということです。
スマホも毎日充電していることを考えると、普通なのかもしれませんが、躯体が小さくバッテリーの減りは早い印象です。
サーフィン時の使用の注意点
防水ロックを有効にしてもしなくても、アップルウォッチのスピーカーやマイクから水が入ってきます。
使用後は10分程度真水につけて塩抜きをした後に、Digitai Crownを回して排水作業をする必要があります。
防水ロックを有効にして入水した場合は、Digitai Crownを回します。
防水ロックを有効にせずに入水した場合は、海上りに防水ロックを有効にした後にDigitai Crownを回します。
防水ロックを有効にした後でないと、Digitai Crownを回しても排水が行われないので注意しましょう。
1回だけでは水が排水しきれないため、私は大体3回くらいこの排水作業を行なっています。
まとめ
アップルウォッチが、サーフィン初心者に特におすすめな理由。
サーフィンを始めたばかりの頃は、サーフィン仲間もおらず一人でサーフィンに出かけることが多いと思います。
人が多い海でサーフィンしていれば、自分の異変に周りのサーファーが気付いてくれるかもしれません。
でも、あまりサーファーの多い所だと、前乗りやぶつかったりするリスクもありますよね。
サーファーが多いと安心だけど、逆に安全にサーフィンできない。
この矛盾を解決するためのお守りとして、アップルウォッチがベストな選択だと思います。
コメント