ウエットスーツ種類多すぎますよね。
一体何を最初に買ったらいいの?
そんなサーフィン初心者の方にわかるように、基本中の基本をお伝えします。
ウエットスーツ、安くないですよね…
サーフボードの次に高い買い物です。
お金を無駄にしたくない。
そんなサーフィン初心者のために、納得できる1着を買えるよう解説してきます!
その前に!ウエットスーツの種類ってどれくらいあるか知ってますか?
サーフィン初心者が知っておきたいウエットスーツの種類について
サーフィン初心者は、ウエットスーツどれから買ったらいいの?
わかりますよ、その悩み。
だって、種類多すぎです。
これから初心者が知っておきたいウエットスーツ5種類について説明していきます。
なぜ、こんなに種類があるかわかりますか?
答えは、サーフィンは一年中できるスポーツだからです。
スノーボードは冬だけかもしれませんが、サーフィンのいいところは、波さえあれば、1年中どこでもできるところです。
サーフィン最高~、ですよね!
季節によって、いい波が立つエリアも日本海と太平洋で変わってくるため、サーファーはいい波を求めてサーフトリップもします。
夏はもちろん、真冬もやります!
真冬に海に入るなんて、頭がおかしい…
とサーファー以外の人が見たら思いそうですが、始めたての頃は、真冬に海に入る
(入水する)たびに、神聖な気持ちになっていたことを今でも思い出します。
寒いのに、冷たい海の中に入っていく=なんか神聖な気分
脱線してしまいましたが、ウエットスーツについてです!
その土地・その季節に合わせるために、デザインや素材が違う様々なウエットスーツ
があります。
サーフィン初心者が知っておきたいウエットスーツ5選
フルスーツ
長袖、長ズボンのタイプで、厚さが3~5mmが多いです。
厚さの違いは暖かさの違いです。
但し、5mmの方が暖かいかわりに、動きづらくなります。
基本は3mmで、最近はテクノロジーの発達により、厚さ1mmのフルスーツもありますが、その分高価です。
腕の部分だけ動きやすいように3mmで、胴体と足の部分は5mmっていうのもよくあります。
また、生地の素材によって、大きく2つに分かれます。
ジャーフル
ジャージ素材のフルスーツでジャーフルと呼ばれ、春秋用として日本で一番長いシーズンにフィットします。
日本でやるなら、マストです。
セミドライ
スキン(ラバー・ゴム)でできている冬用のフルスーツです。
冬もやるならマストです。
裏地が起毛素材で保温性が高く、できるだけ水が入ってこないような作りになっています。
とはいっても、なんだかんだで首回りから水は入ってきます。
水の入ってこないウエットスーツはないの?
ブーツと一体になった、水の入ってこないドライスーツがあります。
但し、サーフィン初心者の方は対象から外して大丈夫です。
なぜかというと、やってる最中にウエットスーツ内にだんだんと空気が入ってきます。
この空気が足の方にたまってくると、浮力が足の方が大きくなることで、水中で体を起こすことが困難になり、非常に危険です。
これを防ぐには、こまめにエアー抜きが必要ですが、水も抜けないためオシッコもできません…
しかも、高価です。
ドライスーツは選択肢から外しましょう!
話を戻します。
冬用のウエットスーツですが、エリアにもよりますが、冬~春にかけて使用するイメージです。
なぜ春かって?
海水温は気温の1~2ヶ月遅れで変化します。
よって、一番海水温が低いのは2~3月ということになります。
3月は気温もだんだん上がり、春を感じる季節になりますが、海水温は冷たく、ジャーフルではちょっと厳しいです。
また、セミドライは、ゴムなので確実に劣化します。
ゴムは石油でできており、紫外線等を浴びると固くなり、シワがついたりして劣化が進んでいきます。
3~4年くらいで買い替える必要があります。
腕周りもゴムなので、劣化し固くなるとパドルがキツくなってくるので、長持ちさせる方法については、またコツを詳しくお伝えします!
スプリング
名前は春ですが、夏に使用するウエットスーツです。
基本は半袖、半ズボンでジャージ素材でできています。
真夏でも、朝晩の気温が低い時や雨が降ったり天候の悪い時に重宝します。
ロンスプ(ロングスプリング)といって、長袖、半ズボンタイプもあります。
気温が低く、海水温が高い時に使用します。
肌寒い時や風が冷たい時をイメージするとわかりやすいです。
ロンスプはサーフィン初心者が買う必要はまずありませんし、私も持ってません。
シーガル
ジャーフルの使用前後に使うイメージですね。
季節は春~夏、夏から秋にオススメです。
気温が高いが、海水温が低い時に使用します。
これも、上達してからでいいと思います。
ジャーフルとスプリングがあれば、カバーできます。
私も実際に買ったのは、3~4年経ったくらいの時です。
タッパー
真夏に水着(トランクス)と併用して着用し、半袖タイプと長袖タイプがあります。
袖なしのベストもあります。
袖なしのベストなんで、パドルが超ラクです。
ストレスフリーで、サーフィンを楽しめます。
日焼けを気にされる方は、長袖のタッパーをオススメします。
生地の厚さは1~2mmと薄いので、パドルも楽です。
また、フロントにジップのあるタイプと上からかぶるタイプのものがあります。
ロングジョン
袖なし、長ズボンのウエットスーツでロングボーダーに人気です。
気温が高く、海水温が低い時に重宝しますが、タッパーと組み合わせることで、長袖・長ズボンにもでき、気温が低い時など、調節が可能です。
サーフィン初心者が1番最初に買うべきウエットスーツとは?
ズバリ、ジャーフルの3mmをオススメします!
1年を通して、活躍する時期が最も長いです。
そういう意味で、日本でサーフィンするのであれば、迷わず買うべきです。
どこのサーフショップでもまず、これを勧めてきます。
但し、始める時期によっては多少異なります。
あくまで、1番最初に買うべきウエットスーツという観点です。
もしあなたが秋から冬の寒くなる時期にかけて、サーフィンを始めるのであれば、
まずは、セミドライの購入をオススメします。
なぜなら、ジャーフルだと、水温が冷たくなると、寒くてサーフィンどころではなくなるからです。
また、夏に始めるのであれば、ウエットスーツはいりません。
トランクス1枚でサーフィン可能です。
ひとまずお金をかけたくないのであれば、夏に始めるのが一番いいです。
但し、ウエットスーツは防寒目的だけではありません。
日焼け防止の観点や、リーフやクラゲから身を守ったり、素材に空気を含んでいるため浮力がある等、様々なメリットがあるため、夏でも着用をオススメします。
北は北海道、南は沖縄まで、季節によっても着用するウエットスーツは全く違います。
これまでの知識を得た上で、サーフショップに相談に行きましょう!
まとめ
・ウエットスーツは高いので、1着目の購入は慎重に
・1着目は1番活躍するシーズンが長いジャーフルがオススメ
(但し、始める時期によっては他の選択もあり)
・1年中やるのであれば、ジャーフルとセミドライは必須、スプリングがあるとなお良い
コメント