サーフワックスの塗り方とおすすめのワックス7選!

サーフワックス ギア一式

波乗りに欠かせないアイテムの1つ「サーフワックス」

ワックスを塗らずにサーフィンをすると、あらゆる動作で滑りまくって、もうサーフィンにはなりません…

むしろ、ケガにも繋がってしまうので大変危険です。

サーファーにとって必要不可欠なワックスですが、それぞれ硬度や成分が異なり、季節(水温)によって適したものを選ぶ必要があります。

また、サーフワックスはサーフボードの性能を引き出し、パフォーマンスを向上させる立役者!

 

あまり意識せずにワックスを選んでいませんか?

サーフワックスの知識を深めると、サーフィンの楽しみ方も広がりますよ!

この記事では、サーフワックスの選び方や、適切な使用方法、おすすめのワックスについて、詳しく解説していきます。

 

サーフワックスの役割とは?

サーフワックスには、主に2つの役割があります。

サーフワックスのグリップ力

滑り止め

波乗りの際にボードの上で身体が滑らないようにするための「滑り止め」の役割を果たします。

具体的には、主にライディングの時に足が滑らないようにしたり、テイクオフの際にはボードにつく手が滑らないようにするためのものです。

安全性

滑り止め効果のあるサーフワックスを塗ることで、グリップ力が向上するため、テイクオフやライディングが安定しやすくなります。

また、サーフボードから思いがけず落ちる「ワイプアウト」が減り、ボードに衝突するケガのリスクも軽減されて安全性が高まります。

 

サーフワックスの種類

サーフワックスには、1年を通してオールシーズン使う「ベースコート」と、季節や水温によって使い分ける「トップコート」があります。

ベースコート

名前のとおり下地(ベース)のワックスで、このベースコートを塗り込んだ上に、季節や水温に合わせたトップコートを塗っていきます。

ベースコートは、季節に関わらず1年を通して同じものを使用することが可能です。

ワックスが剥がれにくくなり、グリップ力がより長持ちするのがメリット!

但し、必ずしも必要ではありませんし、ベースコートを使わないサーファーもたくさんいます。

トップコート

トップコートは、ベースコートの上に塗るワックスで、海に入る前に毎回塗ります。

ベースコートを使わない場合は、トップコートのみ塗っても大丈夫です。

季節や水温に合わせて使い分ける必要があり、それぞれ硬さが異なります。

トップコートの種類は、大きく分けて4種類

COLD(コールド)

1~3月 最も気温の低い冬に使用

目安となる水温は14℃以下

気温の低い冬の時期は温度に比例してワックスも硬くなるため、4種類の中で最も柔らかいCOLDを使用します。

COOL(クール)

 3月~ 5月 比較的水温が低い春

10月~12月 秋

目安となる水温は12~20℃

1日の気温差が大きい日が多くみられる春や初秋の時季は、状況に応じてCOOLと水温に合ったワックスを使い分けましょう。

WARM(ウォーム)

5月~ 7月 水温が上がる初夏

9月~10月 比較的水温が高い初秋

目安となる水温は17~25℃

気温や水温が上がる初夏や、初秋でも暖かく水温が高い日には、比較的硬めに作られたWARMを使用します。

COOLタイプの時季と同じように、状況に応じて水温に合ったワックスと使い分けましょう。

TROPICAL(トロピカル)

7月~8月 水温気温が高い真夏

目安となる水温は25℃以上

4種類のトップコートの中で最も硬く、厳しい暑さでも適度な硬さで溶けにくいです。

また、TROPICAL(硬い真夏用のワックス)は、ベースコートと兼用しているワックスメーカーが多くあります。

 

成分の違い

サーフワックスの主成分は一般的に石油由来のパラフィンが主流です。

パラフィンは、非常に疎水性が強く、その特性を活かしてサーフワックスに使用されています。

しかし、海の環境問題が深刻化している近年、サーフワックスや日焼け止めなどの化学物質が環境破壊に影響を及ぼすことが問題視されています。

 

 

そこで、現在は環境にもサーファーにも優しい天然由来の成分で作られたサーフワックスが多く販売されています。

オーガニック

 

オーガニックワックスは、後ほど紹介しますね!

 

サーフワックスの塗り方

サーフワックスは、ボードのどこに塗るの?

サーフワックスは、サーフボードの表面(デッキ)のボードと体が接する部分に塗り込みます。

ショートボードの場合は、デッキパット以外の体が接する部分に塗り込みます。

体が接する部分というのは、具体的にサーフボードの

・テイクオフの時に手をつく部分
・パドリングの時に腹ばいになる部分
・波待ちをする時に座る部分

になります。

塗りかたのコツは?

サーフィンワックスは、

①ベースコート
②トップコート

の順に塗ります。

どちらも熱に弱いため、特に夏場は日陰や涼しい場所で作業しましょう。

まずは、ベースコートの角で斜めのライン状に塗っていきます。

さらに反対の角度から、再度斜めのライン状に塗ることで格子状のラインを作ります。

次に、上から円を描くように塗り続けていくとワックスのダマができます。

しっかりとしたダマがたくさん出来るまで、適度な力を加えながら根気よく作業を続けるのがポイントです。

ワックスのダマができたら、その上に季節や水温に合ったトップコートを優しく塗って全体に浸透させていきます。

これで、ワックスを塗るのは完成です。

 

あまり力を加え過ぎると、せっかく作り上げたトップコートのダマが潰れてしまって、グリップ力が弱くなるので注意!

 

サーフワックスの剥がし方

季節が変わりトップコートの種類を変える時や、ベースコートのダマが消えてしまった時などは、一度全てのワックスを剥がして塗り替える必要があります。

サーフワックスを剥がす時は、ワックススクレーパーという道具を使います。

ギザギザになっているコームの部分ですが、意外と使い方が知られていません。
これは、剥がすときに使うのではなく、ワックスを塗るときに使います。

ワックスにコームを入れることによって、スジと凹凸を作り出すことができるため、よりグリップ力を増すことができますよ!

 

では、剥がし方です。

まずは、サーフボードの表面についたワックスを、スクレーパーを使って削っていきます。

晴れた日には、サーフボードをしばらく日差しに当てて、ワックスを柔らかくしてから削ると剥がしやすくなるのでおすすめですよ。

 

剥がすときは、ボードに傷がつかないように、あまり力を加え過ぎないことがポイント!

 

だいたいのワックスが削り剥がせたら、ワックスリムーバーを全体に吹きかけます。

そのまま30秒程度経ったら、ボード上のワックスが溶けて出してくるので、ティッシュペーパーなどで拭き取っていきます。

拭き取りは、ティッシュよりも強度があるキッチンペーパーがおすすめ!

残っていたワックスがキレイに拭き取れたら完成です。

 

サーフワックスの保管方法

サーフワックスを適当な場所に保管していませんか?

サーフワックスは、暑さや熱に弱く、高温の車内などに置いておくとすぐに溶けてしまいます。

 

そのため、ワックスは専用のワックスケースや口がしっかりと閉まる袋などに入れて、直射日光や高温多湿を避けて保管することが大切です。

保管するケースを季節ごとに分けておくと、わかりやすくて便利ですよ。

 

おすすめのサーフワックスはどれ?

サーフワックスは種類が多く、メーカーによって硬度や粘度、香りなどに違いがあります。

では、どのようなサーフワックスがあるのでしょうか?

メーカーごとの特徴を見ていきましょう。

 

SEX WAX

1970年代に発売されて以来、世界中のサーファーに愛されている老舗の王道サーフワックスです。

甘いココナッツの香りがサーファー心をくすぐります!

特に、手軽に凹凸(パンプス)が作れるクイックパンプスシリーズは、価格は1個300円前後とお安めながら、抜群のグリップ力に定評がありサーフィン初心者にもおすすめです。

 

FU WAX


世界のトッププロサーファーも愛用するFU WAXは、ブラジルの職人によって一つひとつ手作りされているワックスです。

非常に優れたグリップ力に他との違いを感じるでしょう!

度が高く、少量を満遍なく塗るだけで効果を発揮します。

値段は張りますが、買う価値はあります!

圧倒的なグリップ力を一度試してみてはいかがですか?

 

STICKY BUMPS

1971年に誕生したSTICKY BUMPSは、世界でトップクラスのシェアを誇る定番の人気商品です。

高品質でありながら低価格で、コストパフォーマンスの良さが魅力です。

石油原料を一切使わず、地球環境に優しいのもポイント!

グリップ力が高く、ショート、ロング問わずサーフィン初心者にもおすすめです。

 

GREEN FIX

メイドインフランスで、100%ナチュラル。

最大の特徴は、その耐熱性にあります。

季節ごとの種類に合わせて耐熱温度は異なりますが、ベースワックスは一番高い70℃まで耐えられます。

また、天然素材のみで作られているため環境にも優しいですよ。

私は、夏場はロングボードに乗る機会が多いのですが、GREEN FIXを塗ったロングボードを車内に置いていても、ワックスは全く溶けませんでした。

これには驚きました!

ただ、炎天下で車内に長時間サーフボードを置いたままにしておくと、変形や剥離のリスクが高まりますので、絶対にやらないようにしましょう。

 

Surf Organic

このワックスはベースコートを塗る必要がなく、季節に応じたトップコートだけでOKな手軽さが魅力。

名前どおり、オーガニックの先進国であるオーストラリア発祥です!

主原料は自然由来の大豆から作られているエコワックスで、そのパッケージにもリサイクルペーパーが採用されています。

また、売上金の1%が地球環境保護団体に寄付されるため、海をこよなく愛するサーファーにとって嬉しいポイントですね!

 

RANSOM WAX

自然由来の大豆や木の樹脂などでつくられるサーファーのサーファーによるワックス。

季節ごとに色違いのラメ粒子を配合することで、パッケージがなくても迷うことなく、どの季節のワックスかがわかる工夫が施されています。

大抵のワックスはどの季節用も白色なので、そのシーズンに使いきれずに余った場合、わからなくなるんですよね…

 

STICKY BUMPS(ソフトボード用)

最後に、ソフトボードのために開発されたサーフワックスの紹介です。

ソフトボードの材質に沿って、調合されているため、

・塗りやすさ
・グリップ力
・持続性

など、通常のワックスとは比べものにならないので、ソフトボードの方は、必須のワックスといえるでしょう。

私もソフトボードのときは使っていますが、特に塗りやすさが全然違うので、是非試してみて下さい!

 

まとめ

色々と試しやすい価格で種類も豊富なサーフワックスは、選ぶ楽しみも広がりますね!

入水前のサーフボードにワックスを施す時間は、いつも気持ちが高まります。

あなたも是非、お気に入りのワックスを見つけてみてください。

いつもと違うワックスを使ってみると、新しい発見があるかもしれませんよ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました