週末の波予報。
気になりますよね、やっぱり。
ただ、波がない日もありますよね〜
ホント、コンスタントに波があるエリアに住んでる人は羨ましい…
でも、どうしても海に行きたい!
そんなときに、おすすめのマリンスポーツがあるんです。
そうです。その名もスキムボード!
波だって、初心者ならショアブレイクで十分遊べます。
そこでこの記事では、スキムボードがみるみる上達する基本ステップや、スキムボードをする上で守るべきマナーについても、詳しく解説していきます。
もちろん、本格的にスキムボードをやってみたい人もどうぞ!
スキムボードってどんなスポーツ?
スキムボードって何?
どんな風にすればいいの?
スキムボードはカリフォルニア発祥で、サーフィンに比べるとメジャーではないかもしれませんが、世界でも大会が開催されるなど、れっきとしたマリンスポーツです。
簡単にいうと、波打ち際で行うサーフィンのようなスポーツです。
サーフィンは沖までパドリングしないといけないので、泳ぎに自信のない人は、やっぱり不安になりますよね。
スキムボードは、浜辺で波打ち際に走りながら、板を滑らし、その上に乗り込むだけなので、泳ぎに自信のない人でもチャレンジできます!
ただ、やってみるとわかりますが、なかなか奥が深いです。
そう簡単には乗れません。
また安全に楽しむために、浜辺に貝殻や砂利がないか、しっかり確認してから始めることも大事です。
スキムボードが傷ついたり、転んだときに思わぬ怪我につながる可能性があるので、気をつけましょう。
まずはイメージを掴みましょう!
初めてスキムボードをするとこんな感じです↓↓↓
スキムボードについて大体わかったら、次は上達までのステップを見ていきましょう!
スキムボード初心者が試すべき上達までのステップ
では、スキムボード初心者が試すべき上達までのステップを解説していきます。
スキムボードの技術を向上させるためには、正しいステップを踏んでいく必要がありますので、最後までしっかり読んでくださいね!
テイクオフ(乗り込み)の練習
まずは乗り込みの訓練です。
スキムボードは、全速力で波打ち際まで走り、ボードを落として、そこに乗り込むという動作が基本となります。
ここでポイントとなるのは、全速力で走りながら、
・落とす
・乗る
という動作を行うということです。
初心者にとっては難易度が高いですが、何度も練習をしていけば、徐々にコツを掴むことができますので、諦めずに頑張りましょう!
また、乗り込みには、
・後ろ足乗り
→後ろ足から乗り込む方法
・前足乗り
→前足から乗り込む方法
・ハンドプラント
→ボードをギリギリまで持ち、砂につくタイミングで乗り込む方法
があります。
初心者は、一旦全ての乗り込み方を試してみて、自分にあった方法を見つけていくことが大切になります。
ボードをできるだけ自分の近くにそっと水平に置いて、優しく乗り込むことが、テイクオフ成功のコツです。
決して、飛び乗らないように!
ビーチスライドの練習
続いては、ビーチスライドの練習です。
ビーチスライドというのは、その名のとおり砂浜を滑ることですが、ショアブレイクした砂浜の上の薄い水の膜を滑ることをいいます。
滑らかにスーッと滑る感覚は、無重力になったようで最高です!
これには、1つ前のステップで解説した、全速力での乗り込みが大切になります。
加速が弱いとそのまま失速してしまいますが、全速力で乗り込むことができれば、長い距離を滑走することができます。
スピードランの練習
続いては、スピードに乗って弧を描く練習です。
スキムボードは、スピードに乗ることができれば、ターンをすることも可能になります。
ただ、ターンをするためには、全速力でスピードをつけるだけではなく、波の力を利用して加速することも大切になります。
スピードランは、波の力といっても波が崩れた後の波打ち際のスープを利用して練習します。
平面的なスープの力を利用し、ボードのレールを入れることによって、大きくターンができれば成功です!
これは一度でコツを掴めるものではありませんので、何度もトライして、波に乗るコツを体で覚える必要があるのです。
ターンの練習
上手くスピードに乗れるようになったら、次はターンの練習です。
ここまできたら、かなりのものです。
ターンは、サーフィンのターン同様に、高さのある立体的な波に対してアプローチし、スキムボードをコントロールする必要があるため、難易度が上がります。
サーフィン経験者であれば、比較的すぐにコツを掴むことができるかもしれませんが、初心者は時間がかかると思います。
でもその分、できたときの喜びは大きいですよね。
ターンをするためには、波が立ち上がる瞬間を確実に捉える必要があるため、何度も練習していきましょう。
ラップの訓練
続いては、ラップです。
競走では一周のことをラップといいますが、180度以上の方向転換をするターンをラップといいます。
ターンの難易度を更に高めたテクニックといえるでしょう。
ただし、このラップをマスターするためには、経験者に教えてもらうことが大切になり、独学だとかなりの時間を要してしまう可能性があるので、スクール等でレクチャーを受けましょう。
HOW TO動画
これまで、説明してきたことを、映像でおさらいしておきましょう!
スキムボードをするなら絶対に守るべきマナー
次に、スキムボードをするときに、絶対に守らなければならないマナーを解説していきます。
先に波に乗っている人が優先
スキムボードは、先に波に乗っている人が優先というルールがあります。
これは、サーフィンと一緒ですね。
ただ、スキムボードはそんな混雑した場所で、まずやらないので、そこまで心配はいらないでしょう。
気をつけたいのは、波に向かって走り出している人がいれば、先に走り出した人が優先になるところです。
割り込んでしまうと、重大な事故に繋がりますので、走り出す前にしっかり確認しましょう。
危険を感じたら中止
とはいえ、気づかずに同時テイクオフをしてしまう事もあります。
その場合は、気づいた方がテイクオフを中止し、周囲の安全確認ができたら、再度スタートしましょう。
周囲とは十分に距離を取る
また、近くにスキムボードをしている人がいる場合は、しっかりと距離を取った上でテイクオフすることが大切です。
近い距離でライディングしてしまうと、ボードが当たったり、人間同士が接触したりしてしまう可能性があり大変危険です。
万が一の場合は大きな声で警告
自分以外のスキムボーダーが、同時にテイクオフをしてしまう事があります。
ライディングをする前に気づけば問題ありませんが、そのまま双方がライディングしてしまう事もあります。
そうなってしまうと、重大な事故に繋がりかねませんので、見ている側が大きな声で警告をする必要があります。
転倒したらボードをすぐに回収
スキムボードで転倒をした場合、すぐにボードを回収し、一旦陸に戻りましょう。
サーフィンのようにリーシュコードをつけていないので、板が勢いよく飛んでいってしまうことがあります。
仮に、体から離れたボードに気づかずに他の人がテイクオフを始めた場合は、大声で警告しましょう。
まとめ
スキムボードというのは、簡単そうに見えて意外と奥が深いアクティビティです。
ただ、今回紹介したステップに沿って練習をしていくことで、徐々にスキルアップしていくことができるでしょう。
ただし、いくつか守るべきマナー、注意点もありますので、ライディングの前にしっかりと頭に入れておいてください。
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