サーフィンによる事故!
サーフィン初心者の方は想像したことがありますか?
もちろんサーフィンによる事故というのは、自分の意識や工夫によって回避することができる場合があります。
しかし、どれだけ気をつけていても、事故に巻き込まれてしまう可能性を0にすることはできません。
そのため、サーフィンを安全に楽しむために、そして万が一の事態に備えるために、保険に入っておくことをおすすめします。
この記事では、サーファーが入るべきおすすめの保険について、詳しく解説していきます。
サーファーが保険に入るべき理由
まずは、サーファーが保険に入るべき理由について、詳しく見ていきましょう。
被害者になる可能性がある
冒頭で解説したように、どれだけ気をつけてサーフィンをしていたとしても、事故の被害者になってしまう可能性があります。
一番可能性が高いのは、他のサーファーに衝突されるという事故です。
これは、車の事故と一緒で、自分が細心の注意を払っていたとしても、起こってしまう可能性があるのです。
このような事故に巻き込まれた時の、治療費や道具の修理費をカバーするために、保険に入っておく必要はないでしょうか。
加害者になる可能性がある
更には、事故の加害者になる可能性もあります。
自分では大丈夫だろうと思っていても、見えない波の裏にサーファーがいたり、ワイプアウトした際にサーフボードが他のサーファーに当たって怪我をさせてしまったりということもある話です。
また、他のサーファーのサーフボードを壊してしまうことだって考えられます。
そのような場合は、慰謝料や治療費、修理代などを支払う必要がありますが、場合によってはかなり高額になることがあります。
万が一このようなことが起こってしまったときの金銭的な負担を軽減するためにも、保険に入っておくことが大切になるのです。
携行品を壊してしまう可能性がある
サーフトリップに行って、大事なカメラを落として壊した・・・
こんなときに、携行品損害保険に入っておけば、このような損失をカバーしてくれるのです。
ただし、多くの保険で、サーフボードは対象外となっていることが多いため注意しましょう。
サーファーの保険では何をカバーしてくれる?
では、サーファーの保険でカバーできる範囲について、詳しく見ていきましょう。
自分の怪我
まずは自分の怪我です。
自分が一人で怪我をしてしまったり、相手と接触をして自分が怪我をしてしまったりした場合の治療費、入院費、通院費などをカバーしてくれます。
相手方への賠償
続いては、相手方への法律上の対人・対物の損害賠償です。
万が一自分が相手に怪我をさせてしまった場合、相手の通院費や入院費、道具の修理代を自分で負担しなければならず、高額な請求がくる可能性があります。
しかし、保険に入っておくことで、これらをカバーすることが可能になるのです。
救援費用
カレントに流されてしまった場合、最悪は救援隊を呼ぶ必要があります。
ただ救援隊というのは無料で駆けつけてくれるわけではありません。
ただし、保険に入っていると、その費用をカバーすることができるため、負担を軽減することができるのです。
相手方との交渉
事故に相手がいる場合、道具の弁償や相手方の治療費などについて、交渉を行う必要が出てくることもあります。
しかし、何の知識もない人は相手と交渉するのも不安だと思いますし、足元を見られてしまう可能性もあります。
しかし、保険に入っておくと、相手方との交渉を代行してくれることもあるのです。
サーファーが入るべき保険は?
では、サーファーが入るべきおすすめの保険について、詳しく解説していきます。
NSA サーフィン賠償責任保険
この保険は、日本サーフィン連盟(NSA)が提供している保険で、会員になることで自動的に加入となります。
内容は、サーフィン中に偶然の事故で相手方に怪我をさせたり、モノを壊したりした際の
を最大3,000万円まで負担してくれます。
また、賠償責任発生時の免責金額0円と自己負担額はありません。
ただし、自分自身への保険はついていませんので注意する必要があります。
SUP(スタンドアップパドルボード)は対象外です。
NSA会員になると上記保険の自動加入のみならず、148ポイントの波情報の無料配信等他にもたくさんのメリットがありますよ!
示談交渉サービスはありません。
公式HPはこちらNSA
三井住友カード ポケット保険(マリンスポーツコース)
ポケット保険、略してポケホです。
この保険は、三井住友VISAカードを持っている方向けで、マリンスポーツコースとありますが、マリンスポーツ以外の事故に対しても補償があります。
プランがいくつかあるのですが、月額数百円から加入することができます。
内容は、
・傷害(死亡・後遺障害/入院・通院)
・救援者費用等
この保険はあくまで自分の怪我や自分が救助してもらうときの費用をカバーするための内容となっています。
対人・対物賠償はついていないので、個人賠償責任保険が別途必要になります。
但し、個人賠償責任保険は自動車保険や火災保険、別の傷害保険等で特約に入っているケースが多いです。
既に別で個人賠償責任保険特約に加入しているケースでは、そちらでカバーできます!
加えて個人賠償責任保険は、通常家族全員が対象になるので、一家に一契約でいいでしょう。
また個人賠償責任特約は色んな保険に加入している場合、知らず知らずの内にダブって加入しているケースがあります。
私も昔、知らずに重複して加入していたのですが、保険会社に無駄を指摘され、補償金額等が一番大きい有利な個人賠償責任特約を一つだけ残して他を解除したことがあります。
公式HPはこちら三井住友カード
au損保 ケガの保険 日常の事故
au損保といっても、もちろんauユーザー以外の方も加入可能で、保険料は月額数百円から加入することができます。
内容は、日常生活やスポーツ中の怪我等の事故に対し
・自身の傷害(死亡・後遺障害/入院・通院・手術・熱中症補償)
・対人・対物賠償
・携行品損害(サーフボードは残念ながら含みません)
・救援者費用等
こちらは、示談代行サービスがついています。
公式HPはこちらau損保
au損保 国内旅行の保険
この保険も、様々なプランが用意されていて、日帰りから13泊14日まで保険に加入することもできます。
そのため、短期のレジャーでサーフィンをする際などにおすすめです。
内容は、
・自身の傷害(死亡・後遺障害/入院・通院・手術)
・対人・対物賠償
・救援者費用等
相手方への賠償や、救援費用、携行品損害補償などをつけることも可能ですので、安心してサーフィンを楽しむことができるでしょう。
示談交渉サービスはありません。
公式HPはこちらau保険
まとめ
サーフィンの事故は、どれだけ自分が気をつけていても起こってしまうことがあります。
ただ、保険に入っていないと、全ての費用を実費で賄わなければならなくなってしまう可能性があるのです。
そのため、自分だけは大丈夫と高を括るのではなく、今回紹介した保険に念のため加入し、万が一の事故やトラブルに備えることが大切になります。
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