こんにちは!
サーフィンの大会である「CT」や「QS」という言葉を耳にしたことはありませんか?
今シーズンは、新型コロナウイルスの影響によりチャンピオンシップツアー(CT)と予選シリーズ(QS)が全て中止になってしまいました。
ですが!
2020年11月 ハワイのマウイ島で行われるウィメンズの初戦、12月にオアフ島で行われるメンズの初戦から2021年度のCTが開幕する予定になっています!
※ハワイ州と地方自治体の承認および安全な海外渡航ができる状態であることが前提
今回は、サーファーなら押さえておきたい「CT」や「QS」、いま注目のプロサーファーについてお届けします!
CTとは?
CT(チャンピオンシップツアー)
世界サーフィン連盟 World Surf League(WSL)が主催する世界ツアーで、世界のトップサーファーが参戦する世界最高峰のステージ。
サッカーに例えるなら、ワールドカップのようなものでしょうか。
これまでは、年間上位9大会の合計ポイントで決定されていたCTの世界ランキングですが、2021年度からは、男女ともにCTを10大会開催し、男女上位5名によるWSLファイナルズで世界タイトルを決定することに変更されました。
CSとQSとは?
CS(チャレンジャーシリーズ)
QS(クオリファイングシリーズ)
CSはワールドツアーであるCT入りをかけた大会で、QSはCS出場権を得るための大会です。
これまでQSで最もグレードの高い旧QS10000の大会が、2020年よりCS(チャレンジャーシリーズ)に名称変更されました。
CTとQSのスケジュールの変更について
2021年6月末まで、従来のQSを実施。
QSで上位に連ねた選手が、8月〜12月に行われるチャレンジャーシリーズ(CS)に出場可能となります。
2020年はコロナウイルスの影響によりQS大会が途中で中止になったため、3月中旬までに獲得したQSポイントは2021年シーズンにも引き継がれるようです。
これまでCT出場資格を持つ選手も、CT資格を失う場合に備えてQSに出場していましたが、CT資格を失った選手はCSに参戦することが可能となり、スケジュールの変更によりCT出場選手はCTに専念できるようになりました。
注目の日本人プロサーファー
五十嵐 カノア(いがらし かのあ)
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3歳でサーフィンを始めた五十嵐選手は、アジア人初となるチャンピオンシップツアー(WCT)参戦を果たした日本人プロサーファーです!
11歳でNSSA(全米アマチュアサーフィン連盟)の大会で、シーズン最多となる30勝を記録。
14歳でUSAチャンピオンシップ 18歳以下の部で、史上最年少優勝を果たす。
そして、2016年 18歳で アジア人として初めて世界最高峰のチャンピオンシップツアー(WCT)に参戦。
2019年 WSL 男子CTランキングは、自己最高の第6位!!
拠点を固定することなく世界を渡り歩きながら、サーフィンする日々を送る五十嵐選手は、高校を2年飛び級の15歳で卒業し、英語・日本語・ポルトガル語・スペイン語に加えて現在勉強中のフランス語を話すマルチリンガル!
東京オリンピック出場に内定されており、世界のトップサーファーの1人として活躍する五十嵐選手から目が離せません!
都筑 有夢路(つづき あむろ)
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サーファーの父とプロサーファーでもある兄(都筑 百斗選手)に刺激を受け、11歳で本格的にサーフィンを始める。
2016年にJPSAプロ公認を得て、日本プロサーフィン連盟(JPSA)第2戦の伊豆で準優勝。
その翌週には、世界サーフィン連盟(WSL)ジュニアシリーズ第1戦で初優勝!
そして2019年、18歳以下の世界一を決める、WSLの「World Junior Championships」で優勝を果たし、日本人として初のWJCタイトルを獲得しました!
そんな彼女は「アムちゃん」の愛称で、マシュマロが大好きな19歳
これから益々の活躍が期待される若手ガールズサーファーです!
村上 舜(むらかみ しゅん)
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父親の影響で小学校2年生からサーフィンを始めて、10歳の頃から大会に出場。
2011年、NSA(日本サーフィン連盟)の「ALL JAPAN SURFING GRAND CHAMPION GAMES」メンズオープンで優勝。
2012年以降、多くの大会で優勝を重ね、プロとなり2013年からQSに参戦。
2020年は中国 海南島 日月湾で行われたCTの予選リーグ クオリファイングシリーズ(QS)初戦、グレードの高いQS 5000の大会で見事優勝を果たしました!
村上選手の弟もプロサーファー(村上 蓮選手)で、イケメン兄弟プロサーファーとして人気を集めています。
東京オリンピック出場が内定している 村上 舜選手!
今後の活躍に注目です!
稲葉 玲王(いなば れお)
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プロサーファーである父の影響でサーフィンを始めた稲葉選手は、若干13歳にして日本サーフィン史上最年少でプロサーファーになりました!
東京オリンピック サーフィン競技の開催地 千葉県一宮町で生まれ育った稲葉選手は、サーフィン強化指定A枠にも選出されており、オリンピック代表候補選手の1人です。
2019年 地元開催の男子QS6000の大会で、日本人最高位の3位入賞を果たし、更なる活躍が期待される注目の若手選手です。
前田 マヒナ(まえだ まひな)
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両親は日本人ですが、生まれも育ちもハワイ オアフ島の前田選手は、サーフィンスポットとしても有名なノースショアで幼少の頃からサーフィンを始め、6歳から大会に出場しています。
16歳以下の世界大会で3度の優勝を果たした若手実力派プロサーファー。
高いスプレー(波を蹴り上げたように広がる水しぶき)が印象的で、力強くダイナミックなサーフスタイルが魅力。
世界屈指のサーファーたちが巨大な波に挑むため各地から訪れる、世界最高峰のビッグウェーブが押し寄せることで有名なポルトガル「ナザレ」で、初めてライドした日本人女性サーファーなのです!!
大原 洋人(おおはら ひろと)
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父親の影響で8歳の時にサーフィンを始め、13歳でNSA(日本サーフィン連盟)の全日本選手権で優勝し、16歳以下の年間チャンピオンを獲得!
2015年 カリフォルニアで行われた、QSで最もグレードの高い10000の「Vans US Open Of Surfing」で優勝。
日本サーフィン史上初の快挙を成し遂げました!
姉である大原 沙莉さんも、2012年に世界ボディーボード選手権で日本人初となる優勝を達成したプロボディーボード選手です!
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